この数年間、新型コロナウイルスの流行により、オフィス環境や働き方に大きな変化がありました。
働く場所はオフィス以外にも選択肢が増え、自宅・シェアオフィス・コワーキングスペース・サテライトオフィスなどに拡がっています。
こうした変化は、企業のオフィスレイアウトやデザインのトレンドにも影響を与え、それぞれの企業や従業員の特性に合わせたオフィス形態が生まれています。
そこで今回は、私たちを取り巻く働き方やオフィスの変化について振り返り、トレンドを押さえた2つの施工事例についてもご紹介していきますので、ぜひご覧ください。
【変化を求められたオフィス環境】
世の中で「ソーシャルディスタンス」という言葉が謳われるようになり、オフィス環境や働き方を変えるきっかけとなりました。
従業員が集まるオフィス空間、一人ひとりの働き方に必要となった対策は以下のようなことがあります。
・パーテーションの設置
・オンライン会議
・テレワークや分散出勤
・非対面コミュニケーションの増加
これらを踏まえ、働き方とコミュニケーションの側面から詳しく見ていきましょう。
働き方における変化と課題
注目されるようになった働き方では、「場所や時間にしばられない」スタイルがありました。
これは従業員にとって、より柔軟に働ける環境になりつつあるとも言えます。
ただ、こうしたテレワークの取り組み、デジタル化・オンライン化といった側面においては、着手できた企業と現状維持であった企業と大きく分かれました。
参考までに、複合機の利用状況から見てみましょう。
日本全体では、20年4月~5月の複合機の印刷枚数が、前年比20~30%減で推移しました。
弊社のお客様の同時期の印刷枚数は、利用の増減は特に見られませんでした。
※弊社のお客様のデータを参考にしているため、藤枝市付近のエリアとなります。
こうしたデータからも、一定数の企業はテレワークに着手できなかったことが予測できます。
ルールを定めたり環境を整えたりした上で実践できることであり、着手できた企業においてはもともと仕組みがあった、もしくは仕組みづくりへのハードルが低かったのではないでしょうか。
柔軟な働き方をめざすには、「固定席を用いたオフィスレイアウト」「紙を扱う前提の業務」など、今まで当たり前だった仕組みや環境が課題になります。
・オフィス内外のどこにいても、仕事ができる
・いつどこで何をしているのか、従業員の業務内容が把握できる
こうした新しい仕組みづくりが必要です。
◎コミュニケーションにおける変化と課題
環境や働き方の変化に併せて、良くも悪くも大きな影響を受けたのは「コミュニケーション」です。
今まで対面で行っていた会議や打ち合わせもオンラインでの実施が増え、移動時間や交通費が減ったことは企業にとって良いことと言えるでしょう。
また、オフィス内外どこでも働けるようになると、1人で集中したい業務、人と話しながら進めたい業務など、業務によって場所を使い分けることで生産性の向上が期待できます。
一方で、非対面の機会が増えるほど、従業員同士・お客様との対面コミュニケーションの重要性が増しました。
気軽に雑談ができず会話量が減ってしまったり、お互いの些細な変化に気づけなかったり、非対面での課題に気づきます。
参考までに、株式会社イトーキが手掛けたオフィス施工から得られたデータを見てみると、多くの企業が「コミュニケーション強化」に力を入れています。
オフィスの課題や現状としてコミュニケーションの必要性を再認識し、改めてオフィスの機能を見直すきっかけになったのではないでしょうか。
本性を踏まえて、次章では弊社の実際の施工事例をご紹介します。
次章もぜひご覧ください。
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