前章ではエントランスがもたらすポジティブな効果をご紹介しました。
2章ではエントランスづくりで意識したい4つのポイントをご紹介します。
エントランスづくりで重視したい4つのポイント
■ コンセプト
まず、基盤となるコンセプトを決めましょう。
来訪者にどのような印象を抱いてほしいか?自分たちの企業らしさをどのように表現するか?などを考え、そうしたヒントをもとにコンセプトを考えます。
たとえば、以下のような内容でもよいため、イメージを言語化していくと関係者間で共通認識を持ちやすいです。
・明るく親しみがもてる
・シックで落ち着きがある
・温かみがある
あらかじめ、どんな方向性にするのか軸を定めておくことで、空間づくりにまつわる要素も選びやすいです。
■ 照明や香りによる空間づくり
コンセプトが決まったら、それに合った空間づくりを行っていきます。
一貫性をもたせるためには、照明や香りも重要な要素です。
たとえば、照明器具には以下のような種類があります。
・スポットライト
・間接照明
・ダウンライト
・ペンダントライト
照明には「白」「オレンジ」などの色味、「全体を照らす」「一部の床のみ照らす」など光の当て方にも特徴があります。
照明選びのポイントについて、詳しくは過去の記事でご紹介していますので参考にしてみてください。
【オフィスの照明選びのポイントは?照明をこだわることで生み出す価値】
また、香りという要素も空間づくりには効果的です。
従業員のいるフロアとエントランスとで、香りによる効果を使い分けて楽しむのもよいでしょう。
香りが持つ効果についてはも、下記の記事で詳しくご紹介しています。
【香りでオフィス空間を“快適”に!香りがオフィスにもたらすメリットとは】
■ 動線とセキュリティ
コンセプトや空間づくりという側面以外に、エントランスは機能性も重要です。
来訪者のみならず、日々使用する従業員の動線を意識して設計しましょう。
来訪者にとっては、エントランスからスムーズに会議室へたどり着けること、従業員にとっては業務フロアへの動線を意識することが必要です。
その際、セキュリティついても考慮する必要があります。
オフィス内それぞれのスペースにおいて適したセキュリティを考えたうえで、動線を検討すると効率面も保たれます。
また、開放感をもたせるためにエントランスと内部を透明ガラスでつなぐデザインがありますが、そうしたデザインにおいてもセキュリティを維持できるように意識しましょう。
■ オリジナリティ
企業ブランディングの観点で欠かせない要素としては、オリジナリティがあります。
来訪者に企業イメージを感じ取ってもらえるよう、エントランスに自社を想起する物を設置するというのが実践しやすいです。
たとえば、社名入りの看板や自社製品、オリジナルキャラクターなどが例としてあります。
物の設置と併せて、コーポレートカラー(企業を象徴する色)を空間に活用することで、より企業らしさを演出したエントランスになるでしょう。
また、エントランス空間を広めに確保できる場合は、コミュニケーションスペースを設けるなど、そうした空間づくりの工夫も企業のオリジナリティといえます。
次章では前述した項目を組み合わせて、企業の独自性を打ち出している3つのエントランスの事例をご紹介していきます。
そちらもぜひご覧ください。
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