前章では経営課題に上がりがちな2つのエンゲージメントについて解説しました。
ここからは、ABWがワークライフバランスと従業員エンゲージメントに対し、どのような影響を与えるのかを具体的に見ていきましょう。
ABWがつなぐ従業員・会社・仕事の良い関係
◎フレキシブルな環境が生む没頭・活力・熱意
多種多様な空間を取入れるABWは、スタッフ同士を結びつけるマグネットスペースの創出につながります。
部署に縛られないオープンな環境では、他部署との交流も深まると予想されます。
自分以外の人がどのような仕事をしているのかを知ることは、会社が行うビジネスの理解を深めます。
何より、スタッフ間での仲間意識を醸成してくれるでしょう。
時には、他部署のマネージャーや経営層とのコミュニケーションが発生することも考えられます。
トップやその周辺の人々との交流は、目標達成の重要性や企業理念の伝播に大きく貢献するでしょう。
結果として、従業員エンゲージメントを高める足がかりにもなり得ます。
◎ワークエンゲージメントの向上が行動意欲を醸成
ABWの魅力はコミュニケーション強化だけではありません。
たとえば、防音設備が整った一室などを作業室として用意できれば、スタッフは自分の仕事に没頭できる環境を手に入れられます。
上述のとおり、没頭感はワークエンゲージメントを高める要素のひとつです。
集中して仕事をして生産性と精度が向上すれば、自他共に高い評価を得られるでしょう。
自分の仕事が認められれば、活力や熱意にもつながります。
その他にも、ABWのメリットである「ワークライフバランスの改善」が活力を生み、熱意と没頭につながるケースも考えられます。
◎コミュニケーションの活性化で共感度・理解度が向上
組織への理解度・共感度が高まった状態で、かつワークライフバランスが向上することは、従業員エンゲージメントの重要な要素である「行動意欲」の醸成につながります。
「会社のために自発的に何かをしたい!」という意欲は、生産性の向上はもちろん、周囲の人々へポジティブな影響を与えるでしょう。
結果として、全社的にモチベーションが上がり、事業成長の背中を押してくれる力にもなり得るのです。
ABWはあくまでも“働き方”ではありますが、その実現のカギを握るのはオフィスづくりです。
どのようなスペースを設置するかなど、設計次第で導入効果に大きな差が生まれます。
オフィスを検討する際にはABW導入も合わせて検討してみてはいかがでしょうか?
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